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赤ら顔とは
赤ら顔とは、お顔に慢性的な赤みや火照りが生じる症状を指します。時にはニキビのような出来物ができることもあります。
●赤ら顔の主な特徴
・顔面に持続的または断続的な赤みが現れる
・ほてりやひりつき感を伴うことがある
・かゆみを伴う場合もある
赤ら顔の病因・悪化因子
一般的に赤ら顔という表現は酒さに対して主に使用されることが多いです。
酒さの主な原因は明らかになっていませんが、下記のようなさまざまな要因が重なって発症すると考えられています。
ご自身の悪化因子を理解することがとても大切です。
酒さの悪化因子
・紫外線や温度変化、日光、運動などの外部環境
・精神的ストレス
・食べ物(特に香辛料)やアルコール
・化粧品による刺激
等が関係していると考えられています。
赤ら顔の他の病因や悪化因子としては
・皮脂の過剰分泌
・乾燥
・慢性的な刺激
・ニキビダニなどの微生物
等が関係していると考えられています。
赤ら顔の治療法
当院では様々な赤ら顔の治療を用意しております。
医師がカウンセリングにて、患者様の赤ら顔の原因から最適な治療を見極めて提供しています。
IPL光治療セレックV(cellecV)
セレックV(cellecV)は施術中の痛みやダウンタイムが少なく、赤ら顔・酒さ・毛細血管拡張・シミ・くすみ・そばかす・ニキビ・肌のハリなど、さまざまなお肌の悩みをマイルドに改善していくIPL光治療器です。
9種類のフィルターを使い分けることで、より安全に、様々なお肌の悩みに対応ができます。
詳しくはこちら
ピコフラクショナルレーザー
ピコフラクショナルレーザーは主に毛穴やニキビ跡などに用いられることが多い治療ですが、実は赤ら顔にも効果があります。
皮脂分泌が多く、毛穴が開いているタイプの方で肌の赤みも改善させたい方にお勧めです。
当院のフラクショナルレーザーはダウンタイムが短く、イオン導入を併用すると翌日にはメイクで隠せる程度のダウンタイムです。
詳しくはこちら
ジュベルック注射
ニキビ跡の赤みや乾燥などによる赤み・肌荒れなどには、ジュベルックが有効です。
ジュベルックは肌育注射であり、ニキビ跡、クレーター、肌の赤み、小じわなど、様々な肌悩みに効果があります。
当院では医師が気になる部位に直接注射していきます。
ダウンタイムも2~3日程度と軽度です。
詳しくはこちら
ボライト(ヒアルロン酸)
乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの赤みに対しては、肌質改善ができるヒアルロン酸のボライト注射がお勧めです。1度の注射で10ヶ月程度効果が持続します。
ヒアルロン酸により肌に潤いを与え赤みを改善させると同時に、小じわの改善も期待できます。
詳しくはこちら
メディカルコスメ
ニキビ・ニキビ跡の赤みや酒さの赤みにはアゼライン酸(商品名:AZAクリア)、乾燥やアトピー性皮膚炎による肌荒れなどの赤みにはエクソソームや幹細胞培養液(商品名:エッセンスS)などをお勧めしております。
皮脂分泌過多のタイプの赤ら顔にはレチノール等もおすすめです。レチノールには皮脂分泌を抑える作用があります。
当院では多数のレチノール製品をご用意しておりますので、今までレチノールで肌荒れをして使用できなかった方でも使用できるようにすることが可能です。
日々のスキンケアでも赤みを改善させていくことが大切です。
詳しくはこちら
保険治療
当院で美容施術をされている方に対して必要時には保険治療の提供もしております。
赤ら顔治療としては、酒さ治療薬のロゼックスゲルや、脂漏性皮膚炎治療薬のニゾラールクリーム、ニキビ治療薬や抗生剤の内服などを保険で処方しております。
よくある質問
Q
赤ら顔にはI P L光治療(セレックV)での治療がおすすめですか?
赤ら顔治療には、患者様それぞれの原因により治療を選択する必要があります。
セレックVは肌の赤みだけでなく、シミやニキビ、肌のハリなど様々な効果を求めることができます。
なおかつ痛みやダウンタイムが軽度であり、おすすめの治療です。
塗り薬や飲み薬を使うケースがあり、それらによって症状を抑えることはできますが、より効果的に症状を改善していくためにはセレックVを使用するレーザー治療をおすすめしています。
Q
赤ら顔が改善するまで、治療期間はどれくらいかかりますか?
セレックVやフラクショナルレーザーですと、おおよそ1~2ヶ月ごとの頻度で3~6回ほど治療すると効果が見込めると考えられています。
もちろん治療効果には個人差があるため、実際の治療期間は症状の程度や反応によって変わる可能性がございます。
より効果的に症状を改善していくためには、塗り薬や内服、メディカルコスメなどの併用を推奨いたします。
Q
改善してもまた赤ら顔が再発する可能性はありますか?
治療後に再発する可能性はございます。
ご自身の赤ら顔の原因や悪化要因を理解し、それらを取り除くことも大切です。
再発の頻度については個人差もあり、明確なデータはないのですが、再発した場合は改めて治療を行い、慎重に治療を減らしていく方法を取ることが一般的です。
Q
セレックVで治療する際のリスクはありますか?
治療のリスクとして、軽度の熱傷、かさぶた、肝斑の悪化が考えられますが、光治療は比較的安全性が高く、ダウンタイムや痛みを抑えた治療法ですので過度なご心配は必要ないかと思います。
肝斑をお持ちの方でも、内服や外用の併用により治療を受けられることがありますので、まずはお気軽にご相談ください。
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